私たちのお米ができるまで

無農薬、無化学肥料、水源の清らかな水にこだわり、丹精込めたお米づくりに取り組みます。

さとやま米

 

 

 

 

 

1.ポテンシャルの高い水源地の選定

霞ヶ浦や牛久沼の水源地である谷津田はこのように耕作放棄され、荒れた場所が増えて、問題となってきています。この状態では湧き水もなく、生きものが利用するのも難しいようです。

清らかな水が使え、湖再生とのつながりや生物多様性の保全上、再生効果が高いと見込まれる場所を選びます。
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2.荒れてしまった水源地の再生。
場所によっては木が生えるほど手入れされていない田んぼの草などを刈り、耕せるようにします。
手作業なのでカマキリの卵やカエル、ネズミなどの生きものをレスキューしながら進められます。
図2

3.苗の準備。
田んぼの再生と同時に苗を育てます。昔ながらの方法で農薬を使わずに苗を育てます。
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4.育苗中。
プールで育苗します。いつも水があるため、いつのまにかオタマジャクシが現れます。
それを狙うヘビまで現れました。
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5.田起こし。
再生直後の田んぼではほとんど生きものは見当たりませんが、注意して進めます。
畦の修復も同時に進めます。
図3

図4

6.代掻き。
田んぼを平らに、そしてなるべく草がなるべく生えないように土と水をよい加減に混和します。
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7.田植え。
じっくりと時間をかけて育てた苗を田んぼに植えつけます。
再生1年目の田んぼにはこの時点ではまだ生きものはあまり帰ってきていません。
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8.田植え。 1か月後
この時期まで適期に除草を行うことで、無農薬でも草だらけにならない田んぼを実現できます。
田んぼにはシオカラトンボやアマガエルがみられるようになってきます。
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9.草取り。
7月まで草取りを何回か行います。田んぼの水を抜く中干しは、最小限にとどめ、
田んぼの中の生きものが暮らしていくのに困らないようにしています。

やがてオニヤンマやギンヤンマなどの大型のトンボもやってくるようになります。
まわりからやってきたアメンボも水面にたくさんみられます。
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10.穂が出る。
8月になると穂が出始めます。私たちの田んぼはイネの間隔が広いため風が通りやすく、
病害虫の影響を受けにくいため、無農薬でも問題なくイネが育ちます。
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11.稲刈り
ついに収穫、稲刈りです。水源地の田んぼは稲刈り時も田んぼはドロドロですが、カエルや
イナゴ、トンボ、クモがたくさんみられます。田んぼに自分の足で入って作業をするので、
田んぼの中に小さな水たまりができます。しばらくすると秋の里山の景観に欠かすことので
きない赤とんぼがやってきて産卵する光景がみられます。
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12.自然乾燥と脱穀

刈ったイネは、コンバインでの収穫とは異なり、イネから籾だけを収穫するのではなく、
稲わらと一緒に竹で組んだオダにかけて自然乾燥させます。里山の森でも増えて問題に
なっている竹を使うことで、里山の再生にも役立ちます。春にはタケノコも取れます!
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13.籾摺りと精米

できた籾をご要望に応じて、つきたての玄米か白米をみなさまのお手元にお届けいたします。